やっぱり嬉しいね、弟でも
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うちの姉ちゃんって、すごい甘えんぼだ。
体つきも華奢でちっちゃいし、妹として生まれてればよかったのにって思う。
とは言え、姉であることは間違いなくて、それなりに偉ぶったりして、ムカつくこともあるけど。
まあ、中高生の頃まではともかく、さすがに最近は喧嘩する事も少なくなった。
基本的には仲のいい姉弟だと思う。
一応、スペック。
姉、千里。
22才。
地元の駅弁大学の4年。
来年の4月から幼稚園の先生になる・・・予定。
はじめに書いたとおり、全体に造りが小さい。
(貧乳たぶんAカプ)
顔とか雰囲気は、三船美佳さん(キレイさのレベルでは、かなり開きがあるが)をグッとジミにしたかんじ。
それなりにカワイイ顔だと・・・俺は思う。
俺、陽介。
姉ちゃんと同じ大学(学部はちがう)の入試に落ちて、浪人中・・・って、どうでもいいか。
姉ちゃん、最近、意味もなく俺の部屋に入ってくることが多くなった。
このところ毎日だ。
卒業したら、家を出て一人暮らしになるかもしれないって言ってたから、それで少しブルーになってるのかもしれない。
夜とか、俺が勉強してると「陽君、勉強?入るよ?」とか言いながら、勝手に入ってくる。
「おぃ、勝手に入ってくんなよ!」と言っても、「あは、ごめんね。でも、ちゃんとノックしてるよ?」と、全然直すつもりはないみたいだ。
俺の部屋に来ても、何をするわけでもない。
たいていは俺のベッドに転がって、持参した雑誌を眺めてたり、俺に話しかけたりしてるだけ。
しばらく相手してると、そのうち満足して戻っていく。
俺も、基本的に姉ちゃんのことイヤじゃないし(むしろ姉萌え?)適当に相手してるが、時々、ドキッとする事もある。
「ねぇ陽くん、いるでしょ?」
言いながら、俺の返事を待たずに入ってきた姉ちゃんを見て、びっくりした。
クリーム色の短パン(なんていうんだろ?しらん)に、上は肩紐、袖なしのタンクトップ?キャミ?
白地に黄色っぽい花?水玉?の、チマチマ細かい模様。
これも名前は知らないが、やたら露出が多い。
・・・へ?ノーブラ?!
なんか、オッパイのあたりにポチ・ポチと・・・。
「姉ちゃん!そのかっこ・・・」
「おぅ、弟君よ、気がついたかい?嬉しいねぇ。昨日買ってきたやつ。へっへっへ、カワイイだろぅ?」
いや、そうじゃなくって・・・。
カワイイのはみとめますが・・・。
見せびらかすように、キャミ?の裾を摘んでひっぱるもんだから、おヘソが・・・。
俺、もうダメ。
しかも、なんで俺なの?
彼氏とか、いないの?
さんざん見せびらかして満足したのか、大人しくベッドに転がってiPod弄ってる。
他に特に用事はなさそう。
しかたがない・・・雑念を振り払って勉強に専念した。
勉強が一段落して姉ちゃんの方を見ると、ベッドに腹ばいになってiPod(たぶんミスチルだ)聞きながら雑誌を見てる。
ひざを曲げて、足首で軽くリズム取って・・・。
姉ちゃん、結構脚もキレイなんだ。
俺、さっきの胸ポチを思い出して、ちょっとスイッチ入りかけた。
で、視線を移すと・・・。
ね、姉ちゃん!
そのタンクトップ、ダメ!
胸元ゆるすぎっ!
ただでさえ、オッパイ小さいんだから!
乳首が完全に・・・。
思ったとおりだ。
乳首も乳暈も小さく、淡い色だった。
可愛い・・・。
大きかったり、黒かったりしたら、いやだなと・・・。
なんか安心した。
俺の視線に気付いた姉ちゃん、人の気も知らないで、こっちを見てニッコリ。
「ね、姉ちゃん、その服、ちょっと気をつけた方がいいと思うよ」
「???」
姉ちゃん、自分の胸元を見て、一瞬ギクッとしたものの、「ふーん。ヨウくん、姉ちゃんのオッパイ見てたんだ。・・・ふーん・・・」って、姉ちゃん、少し頬が赤い。
それに、オッパイなんていうなよ。
俺の姉萌え、本物になってしまいそう。
姉ちゃん、両手で胸元をそっと押さえて、ゆっくり自分の部屋に戻って行った。
そしてその夜、俺は生まれて初めて、姉ちゃんをおかずにしてしまった・・・。
ゴメンな、姉ちゃん。
次の日、リビングでテレビを見てると、風呂上がりの姉ちゃんが来た。
あのカッコウだ。
父さんも姉ちゃんの方をチラッと見て、満更でもなさそうな顔をしてる。
おぃおぃ、あんたの娘だぞ。
母さんは
「千里・・・その服、ちょっと薄すぎない?」
「もぉぉ、いいの!パジャマがわりで家の中しか着ないんだから!」
お気に入りにクレームつけられて、すこしふくれてる。
「そぉお?あんたがいいならいいんだけどね・・・」
いいのかよ!
ある土曜日、両親は昼前から揃って外出。
なんか、クラシック系のコンサートとかで、帰りも遅くなるらしい。
母さん、いつになく念入りにお化粧して、いそいそと出ていった。
父さんはいつもと変わりなく・・・。
昼を少しすぎたころ、
「ヨウ、お昼どうする?」
「あ~俺?カップ麺かなんかでいいわ」
「もぉ、ちゃんと食べないと」
やべ。
後ろ姿見てると、たまらなくなってきた。
肩からウエストにかけての華奢なラインとか、小さいおしりとか、スラリとまっすぐな脚とか・・・。
20~30分すると「ヨウ、おまたせ。お昼できたから食べて」って、テーブルに親子丼がふたつ。
「うぁっ、すげぇ。姉ちゃんこんなんできるんだ」
「ふっふっふっ。見直したかい?弟くん」
ハィ、まったくです。
見直しました。
「うん、んまい」
「ほんと?よかったぁ!」
素直に喜ぶ姉ちゃん。
ホント、やばいよ、俺。
姉ちゃんと並んで親子丼食べながら、やたら汗をかいてた。
午後は部屋に籠って勉強(受験生の自覚はある)・・・してると、やっぱり、姉ちゃんがきた。
「ここにいていい?」
俺も心待ちにしてたのは事実。
(勉強になんないな)
目は机に向けたまま、わざと素っ気なく、
「またきたの?」
「だれもいないし」
「あーぁ」
わざとらしく伸びをしながら振り向いて、びっくりした。
例のかっこ。
(へっ?!さっきまで、ジーパンだったじゃん?)
「ほらぁ、やっぱりよろこんでる。ヨウ君、これスキでしょ?」
・・・ハィ、すきですが・・・。
「パソコン貸して」
あっさり話題かえられた。
肩すかしだ。
「あ・・・あぁ、いいけど・・・」
俺のノートパソコン持って、またベッドに腹ばい。
「ねぇねぇ、夕飯どこ行こうか?」
そういえば、母さんが出掛けに、夕飯は外食でって言ってたな。
姉ちゃん、ネットで色んな店を調べてるみたいだ。
「ねぇ、こっちおいで。一緒に見てよ」
はいはい、行きますよ。
姉ちゃんの隣りに腹ばいになって、画面を覗きこむ。
ベッドの上で、肩とか触れあって、ちょっと嬉しかったりする。
姉ちゃんもゴキゲンだし。
で、俺はやっぱり気になる姉ちゃんのオッパイ。
もう少しなんだが・・・見えそうで見えない。
ふと気がついた。
姉ちゃんが俺の顔をにらんでる・・・。
完全にバレてる・・・。
「あ・・・いや、ちがう・・・あの・・・ごめん。そうじゃなくって・・・」
なに言ってんだ、俺。
姉ちゃん、呆れてる?
おこられる?
姉ちゃん、俺のほっぺたを軽くつねった。
「やっぱりみたいんだ」
「・・・」
「あ、うぅん。そうじゃなくって」
姉ちゃん、おこってないみたいだ。
「ごめんね。反応見たくて、わざとコレ着てきたんだょ」
「うん。そうだと思った。わかってたけど乗せられた」
「見たい?」
「・・・」
「だって、この間も見てたし」
どうする、俺?
素直に見たいって言え!
姉ちゃん、きっと優しく見せてくれるぞ!
「み、見たい。姉ちゃん優しいし。姉ちゃんきれいだし。俺、姉ちゃんスキだし」
言ってしまった・・・。
よくやった、俺。
「あは。やっぱり嬉しいね、弟でも」
「弟・・・か」
「そう。姉弟だからね」
くぎさされたのかな?
そうだよな。
「ちょっとだけね」
姉ちゃん、シャツの裾を掴んでたくしあげた。
首のところまで。
ちっちゃいオッパイと、可愛い乳首。
姉ちゃん、真っ赤になって、それでも、俺の顔をじっと見てる。
「こら、ちいせーなぁとか思ってるだろ!」
「うん。小さい。けど、きれいだね」
「ありがと・・・て言うのかなぁ・・・」
「さぁ・・・」
「もぅ、いいかな?」
「・・・うん」
「ありがとう・・・て言うのかなぁ?」
「ばか」
こんな感じでした。
俺だって、これ以上、姉ちゃんとどうこうなろうなんて気持ちはないから。
この後は、姉ちゃんと普通にネットで店探し。
ちょっと洒落たイタリアンに行った。
姉ちゃん、「デートみたいだね!今日は母さんたちもデートだし」って、嬉しそうにしてた。
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